福岡市で不動産売却｜市街化区域と市街化調整区域の違いを知っていますか？
ハウスフリーダムで物件検索をすると、詳細ページの都市計画という欄に「市街化区域」や「市街化調整区域」といった言葉がでてきます。
この「市街化区域」と「市街化調整区域」の違いはご存じですか？
市街化区域とは
「市街化区域」とは、既にある市街地やこれから優先的かつ計画的に市街化を進めていく区域のことです。
要するにこれから建物をたくさん建てて賑やかな街を作っていきましょうという土地なのですが、
無計画に市街化を進めてしまい、工場や住宅、大規模な商業施設、小学校などが入り乱れていてはかえって住みにくくなりますよね。
そこで、多くの人が便利で暮らしやすく景観も保たれるよう、
市街化区域を13の地域（用途地域）に分類し、建築可能な建物の種類を制限しています。
静かに暮らしたいと思っていたのに近くに大きな商業施設が・・・。
そんなふうに後悔しないよう、物件選びの際には用途地域もしっかりと確認しましょう。
建築に関わる規制についてはこちらの記事もご覧ください
市街化調整区域とは
「市街化調整区域」とは、「市街化区域」に隣接したエリアで農業などに従事する人が多く住む区域です。
国の大切な第一次産業である農業を行う土地を守るために制定されました。
基本的には市街化を抑制している区域なので、住宅の新築や増改築にあたり、
建て方や建てられる規模など多くの制限があります。
そして市街化調整区域のもう一つの特徴が、道路舗装や公共交通機関、下水道などのインフラ整備が十分でないという点です。
しかし、市街化調整区域は市街化区域と比べると土地の価格が低い、都市計画税が課せられないなどのメリットもあります。
多少の不便はあっても、繁華街から離れた環境のよい場所で
広い敷地の家に暮らしたいと考える方には向いているのではないでしょうか。
福岡市の市街化調整区域に住む
海外誌が選ぶ「世界で最も住みやすい都市」でも、常に上位に選ばれている福岡市。
市全体では人口が増え続けています。
しかし、市街化調整区域では、平成７年をピークに人口が減少し続けており、市街化区域に比べて著しく高齢化が進行していることなどにより、地域コミュニティの衰退が懸念されています。
そこで、既存の集落における地域コミュニティの維持と活性化を目的に、
住宅を中心とした小規模な建築物の立地が可能となる「新制度」が創設されました。
これにより、指定区域内の空き地に誰でも家を建てられるようになり、また、一定の要件を満たす空き家を賃貸化することができるようになっています。
詳しくは福岡市のホームページをご覧ください。
まとめ
福岡市での不動産売却は、
「市街化区域」は人口が増加していることもあり不動産の需要が高く、
「市街化調整区域」でも規制が緩和されたことで売却しやすくなってると言えるでしょう。
不動産売却については相談料・査定料不要のハウスフリーダムにお気軽にご相談下さい。
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