建て替えorリフォーム の時期は??

家のイラストです

築20年を過ぎると家の建て替えかリフォームか考え始める頃だと思います。

一般的には「木造の住宅の寿命は約30年」といわれています。

 

ただ定期的にメンテナンス・リフォームをして良好な状態を保った場合は、50年以上もつともいわれています。

ということは、特に何もせずに現在築30年を経過している家はそろそろリフォームか建て替えを考える時期にきているということですね。

 

ただ、家の状態や間取り、敷地の状況などでどちらを選ぶべきか違ってくるとは思います。

 

1981年に施行された「新建築基準法」より、建築が前か後かも1つの判断基準となりますね。

 

今回は、建て替えとリフォームのメリットデメリットなども紹介しています。

双方を比較しながら、どちらがご自身にとっていい選択なのかを考えてみてください。

 

建て替えとリフォームの違いとは?

 

◇リフォームとは?

既存の基礎を残しながら、部分的に改築、修繕、増築などを行い、新築同様の状態に戻す、または近づけることです。

 

水回りや屋根・外壁などといった部分リフォームや、目に見えるものを全て新しくするフルリフォームなどいろいろあります。

 

◇建て替えとは?

既存の住宅を基礎部分から取り壊して、新たにゼロから住宅を建築することです。

 

しかし、住宅全て建て替えができるわけではなく、「建築基準法で定められた幅員4m以上の道路に2m以上接した土地でなければ、原則建て替えできない」という制約があるので、建て替えを検討される方は事前に確認が必要です。

 

 

建て替えとリフォームの費用について

建て替えはまだこの先使える部位も全て解体しますので、リフォームに比べて無駄な廃棄物が多く、処分費用もかさみます。

 

そして仮住まいの準備や家賃、引っ越し、登記の費用なども必要になってきます。

期間もリフォームより4~5倍の日数がかかることがほとんどです。

 

それに比べ、リフォームは、使いえる部位はできるだけ再活用するので、廃棄物が少なくエコであり、住みながら工事を行うことができるので、家賃なども経費が軽減されます。

 

ただ、リフォーム工事は残す部分を傷つけないように少しずつ作業するので、作業が細かくなり工事単価が割高にあってしまいます。

 

そしてリフォーム後も定期的なメンテナンスが必要になり、安くリフォームが済んでもまた10年後などにもお金がかかってしまうこともあります。

 

今の工事費用だけで考えるのではなく、これから10年後、20年後を見据えてどちらにするか考える必要があると思います。

 

もし建て替え費用の7割以上のリフォーム代がかかるようであれば、今後のことを考えて建て替えをした方がいいかと思います。

費用だけで考えると、リフォームの方が断然安く済みます。

 

壁を塗りなおすイメージのイラストです

 

メリット・デメリット

 

リフォームのメリット

・コスト面がおさえられる

・工事期間が短い

・必要な部分のみの改修でいい

・各税金が軽減可能

 

建て替えのメリット

・今まで暮らしてきた不満を解決できる

・住宅設備のガスや電気、上下水道などが新しいものにできる

・リフォームより比較的簡単に多額のローンを組める

 

リフォームのデメリット

・一部の大規模なリフォームを除いて、水道管や下水管、ガス管などの埋設された設備の修繕が難しい

劣化が激しい場合は補修費用がそれなりにかかることがある

 

建て替えのデメリット

・費用面でかなりかかる

・工事期間が長く、引っ越しをしなければならない

・各税金がかかる

 

最後に

少しは参考になりましたか?

住宅の状況により、各家庭でどちらにするべきかは変わってくると思います。

 

同じ築25年の住宅だったとしても、とても状態の良い住宅もあれば、長く住んでみていろいろ困っていることが多い住宅もあると思います。

夫婦2人の家族と子どもが3人いる5人家族というのでも変わってきます。

 

まずはどうしたいかどうするべきかを家族で相談することが大切だと思います。

費用も安くないので、早くから計画してどのくらい必要なのか?どれくらい用意できるのか?を考えることも必要かもしれませんね。

 

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