福岡県福岡市に住むなら知っておきたい治安情報と子育て環境

福岡市の子育て環境イメージ図です。

福岡市は何年もの間人口が増え続け、2018年1月現在では「1,570,485人」の人口数を誇ります。

物価が安い、交通利便性に優れている、食べ物が美味しいなど、町の魅力は沢山挙げられますが、子どもと一緒に移り住むのであれば治安や子育て環境が気になるところでしょう。

今回は、その辺りを重点的に調べてみたので、参考にしてみてください。

 

福岡市は治安が悪い?

福岡市は治安が悪いという話を聞いたことがあるかもしれません。

確かに、刑法犯認知件数を人口1000人当たりで見た場合、市は政令指定都市の中でワースト上位となる年が多いです。

しかし、平成14年の刑法犯認知件数5万7578件をピークにしてからは減っており、平成25年は約6割減の2万3399件となっています。

また、犯罪の80%弱は窃盗犯で、2番目に多い粗暴犯は4%もありません。

それに市民生活に身近な犯罪の内訳を見ても、自転車の盗難が50%強で、オートバイの盗難と車上狙いがそれに次ぎます。

犯罪の内容を見てみると、子どもが危険な目に遭う可能性は低いと考えられますし、実際に小学生以下が被害に遭った事件は全体の2%しかありません。

※粗暴犯とは暴力によって他人に損害を与えた犯罪者のことを指します。

 

福岡市で治安が良くて便利なエリアは?

犯罪に遭う確率が低いとしても、やはり住むならば治安が良い地域を選びたいでしょう。

福岡市で犯罪発生率が高い地域は、天神周辺地区や博多駅周辺地区といった都心部になっています。

犯罪の種類は自転車やオートバイの盗難で、都心部同様、大学周辺でも発生しやすいです。

 

市で治安の他、交通利便性や子育て環境を考えると、中央区の西側に位置する城南区西区が適しているかもしれません。

城南区の主要交通機関は地下鉄七隈線で、区内の別府駅から中央区の天神駅までの所要時間は約17分です。

また、七隈線は平成32年までに博多駅と繋がる予定で工事が進められています。

区内の七隈線沿いには高校や大学などの学校が建っているため、将来子どもが通う場合も通学しやすい環境です。

それから、城南区では子育て情報をメールで配信したり様々な教室を開催したり家庭訪問を行ったりと、子育て家庭に対しての支援が手厚いです。

 

そして西区は城南区の西側に位置し、海に面します。

主要路線はJRですが、姪浜駅は地下鉄空港線も乗り入れています。

地下鉄を使えば博多駅までの移動時間は約19分です。姪浜駅周辺は区役所や医療機関、学校などが集まるので利便性が高く、ファミリーにも人気のあるエリアです。

西区では、ベビーシッター代を助成する産休明けサポート事業や、子どもの多い家庭の負担を減らす第3子優遇事業などを行っています。

 

また、その他南区なども駅によっては住みやすくおすすめです。

大橋駅などは、西鉄大牟田線やJRどちらも近いため、それぞれの駅周辺にあるスーパーや各種便利なお店が多く生活に不便を感じません。

治安や子育て環境も大事ですが、毎日の生活で一番苦しい部分は、「生活に必要な物の買い物」ではないでしょうか?

近くに購入場所が多いのは大きなメリットになるかと思います。

 

福岡市はバランスの良い町

同じ市内でも、エリアによっては治安の良し悪しは違うものです。

繁華街など人が多く集まる場所は治安が悪くなる傾向にあるため、子どもを近寄らせないようにすることでトラブルを防げます。

今回ご紹介した城南区や西区は、生活利便性の高さと自然環境の良さが程よいバランスとなっているので、よかったら参考にしてみてください。

地価は城南区より西区の方が低めですが、駅から離れた場合は逆転することもあります。土地などを探す場合は弊社にご相談ください。

 

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