Cathyで文章をリライトしてみたら!?

出典:Catchy公式サイト

国内最大級のAIライティングアシスタントツールと謳われているCathy。無料で試せるそうなので早速使ってみました。

Cathyが無料で使えるのは毎月10クレジットまで。1ヵ月に10回試せるといった感じでしょうか。

用途に応じて使える生成ツールが100種類以上もあるということですが、地域の紹介記事でいつも四苦八苦している私は、記事作成コンテンツの中の「文章をリライト」というツールを使ってみます。

方法は、ある街の紹介文を2つ集めてきて、それを1つの文章に書き直すというもの。果たしてどのような文章になりますでしょうか?

出典:Catchy公式サイト

入力する文章は500文字でしたが、今回は2つの文章で358文字ほどです。文章を入れたら文字の雰囲気を「丁寧」「カジュアル」「大胆」から選んで”作成する”のボタンをポチ。数秒でリライトされた文章が出来上がってきました!

最初に試したのは「丁寧」です。

大阪から南東へ約15km、通勤・通学に便利な○○市。歴史的な古墳群である古市古墳群や、関西三十三箇所の一つである葛井寺の門前町として知られている。また、プロ野球の近鉄バファローズの本拠地であり、藤井寺球場がある。面積は全国で5番目に狭く、人口密度は南河内で最も高く、大阪都心部へも電車で15分とアクセスが良い。また、市内を徒歩や自転車で巡ることができ、世界遺産に登録された古市古墳群もあり、その教えや文化に触れることができる。近年では、住民や企業によるイベントの開催や、開発への刺激や育成など、活気に満ちた街となっています。

まず感じたのは、丁寧? 最後の最後だけ「ます。」と丁寧ですが、その他は常体語と言うんですかね。特に丁寧だとは感じられません。

でも、ま、なんとなく文章としてまとまっているような・・・と思いきや、落とし穴が!事実と違う情報はダメですよ。関西三十三箇所ではなく西国三十三箇所ですし、藤井寺球場は今はありません。元々知っている場所であるか、元の文章をよく読んでいないと危うくウソの情報を流してしまうところです。当たり前のことですが、生成された文章の見直しは大切ですね。

次は同じ文章を「カジュアル」でリライトしてみました。

大阪市の南東約15kmに位置する○○市は、古市古墳群や西日本有数の霊場である葛井寺への玄関口として知られています。また、かつてはプロ野球の近鉄バファローズの本拠地であり、藤井寺球場があった。○○市は、全国の市町村の中で5番目に面積が小さく、人口密度は大阪府で8番目、南河内では1番高いです。大阪市内へのアクセスもよく、電車で15分ほどで到着します。○○市は大阪府下でも有数の過密都市であり、世界遺産に登録される可能性のある古市古墳群など、風格のある景観をサイクリングやウォーキングで気軽に楽しむことができる。近年は、各地から集まった起業家たちや地元企業によって、活気にあふれ、活気に満ちた豊かな街になっています。

あらあら、「丁寧」よりも「カジュアル」の方が丁寧ではありませんか(笑)。

では「大胆」ではどうでしょう?

大阪から約15km、○○市はベッドタウンとして、古市古墳群という大小の古墳群や、西国五番札所の葛井寺の門前町として有名です。また、プロ野球の近鉄バファローズがかつて藤井寺球場でプレーしていたことでも知られる。面積は全国で5番目に小さく、人口密度は全国で8番目と、南河内では最も高い位置にある都市です。大阪都心部へも電車で15分とアクセスも良く、大阪府内で最も凝縮された都市と自負しています。また、自転車だけでなく、徒歩での散策も可能で、その落ち着いた雰囲気は、藤井寺市の歴史と文化が織り込まれた大きなキャンバスを生み出しています。近年では、住民によるイベントやビジネスが盛んに行われ、寂れた街に活気が生まれています。
大胆、ですかね?
きっと内容的に大胆にしにくかったのでしょう。「寂れた街に活気が」なんて所は大胆かもしれません。(この街は決して寂れていませんのであしからず。)
生成文章を読んでいただいたら分かる通り、このやり方ではかなりの修正が必要でした。
2つの文章をそのままリライトにかけるのではなく、予め1つの文章としてまとめておき、その上でリライトによって ”自分にはない表現を見つける” といった使い方が良かったのかもしれません。
ただ、CatchyのAIがもっともっと学習を積めば、一発で使える文章を作成できる日も近いのではないでしょうか。期待しましょう!
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