新築のお家をきれいにキープ！得する収納術
片付けのハードルは上げすぎないこと
家事の中でも厄介なのが片付け。出しては片付け、使っては片付け、際限がありません。お母さんだけに押し付けるのではなく、責任を分散して家族皆が片づけられるようにしたいですよね。
新築を建てる際に、まず収納術を心得ておくと、その後の生活がしやすくなります。
大事なのは、片付けのハードルを上げすぎないこと。必要なものがすぐ取り出せて「出しっぱなしでも気にならない家」を目指してはどうでしょうか。
物の仕分けと収納の仕組み
例えば、小さい子どもがいる家庭が直面するのは、おもちゃ問題です。
まずは使う物と使わない物に仕分けましょう。使う物は、子どものお気に入りと、大人と一緒に遊ぶものに分けます。収納場所に収まる、実際に使う量だけを残すようにしてみてください。
次のポイントは、収納の仕組みです。例えば、ぬいぐるみはかごに、ブロックなどはふたを外したケースに入れ、棚に戻すだけにします。分類を細かくし過ぎず、出し入れがスムーズになるようにしましょう。放り込むだけで片付くようにすると、簡単です。
収納をしやすくするような環境を整える
家族みんなの各自専用のエリアを作れば、自分で片付ける意欲がわきますし、散らかっていても気になりません。その際、ほかの家事動線の邪魔にならないように工夫することが大事です。
衣類などでもルールは同じです。人を変えようとせずに、環境を整えてみましょう。新築に引っ越すタイミングは、家具配置の話し合いにもってこいですよね。
さらに今までの生活習慣上、帰宅後、持ち物が散らかる家庭では、玄関からリビングまでの通り道に「スイッチルーム」を作ることを検討してみてください。リビングに入るまでに、かばんや上着をしまえるようにする部屋です。そうすることで、リビングがごちゃごちゃになるのを防ぐことができます。
見せるキッチン収納術
いざ新築に引っ越ししたあと、お客さんを招待するときは、ドキドキワクワクですよね。その際、細かいものが多くて、整理するのが面倒になってしまうのは、キッチンではないでしょうか。あまりにも片付け過ぎると生活感がなくなって、掃除した感が丸見えです。また毎回片付けに、そう時間は割けません。
そこで、入れ物を工夫して見せる収納にすることをおすすめします。
例えば出しておくと、ごちゃごちゃに見える小物も、まとめてかごに入れると片付いて見えます。それでも汚く見えるようなら、きれいなクロスを一枚かけておきましょう。お客さんに出すお茶やコーヒーなどは、一緒に入れてそのまま運んで使えば、片付けもラクラクです。
また毎日使う食器は、すぐに取り出せるようにかごにまとめてセットしましょう。お茶碗と小皿、お箸などを入れて棚に置いておけば、雑貨屋さんみたいで楽しく使えますよ。
さらに食材の収納です。野菜の形は見えてもかわいいですよね。じゃが芋や玉ねぎなど常温でも保存の利く野菜は、スチールのかごに入れてみてください。
他にも、近頃の１００円ショップには、カラフルでおしゃれな収納に役立つグッズが豊富です。例えば淡い色のスケルトン仕様でちょっとおしゃれなカップには、スプーンやフォーク、シュガーなどを入れて、飾りを兼ねた収納にしましょう。
また紅茶や緑茶、烏龍茶などの茶葉を入れる容器に困ったら、１００円グッズのガラス製ポットがおすすめです。きちんと閉められるのでこぼれないし、開けるのも簡単です。ラベルを貼って一目で分かりやすくすると、さらに使いやすくなります。
これで急なお客さんが来ても、慌てずに済みそうですね。
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