堺市堺区で不動産売却|市街化区域と市街化調整区域の違いを知っていますか?

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堺市堺区で不動産売却を検討する際に、最も気になることは、その不動産にどれだけの価値があり、どれだけの価格がつくものなのかということでしょう。

そして、不動産の価値を決めるものは様々ありますが、そのひとつとしては市街化区域などの都市計画の区分が関係しています。

土地の価値や暮らしやすさを決める市街化区域について紹介します。

 

市街化区域と市街化調整区域

空いている土地があるからと言って、何の縛りもなく建物を建てることができるわけではありません。

建物を建てる際には、その建物の種類をはじめ、建物の高さなど様々な規定に縛られることが多くあります。

その規定のひとつとして、地域の区分わけがあります。

住宅を建てる際や、不動産売却を検討する際に、大きく関係している区分けが市街化区域市街化調整区域のふたつです。

市街化区域と市街化調整区域とは、都市計画によって区分けされており、住みやすい都市を作るために非常に重要なものとなっています。

 

市街化区域とは、都市計画が立てられた区域の中で、すでに市街地を形成している区域や10年以内に優先的に、かつ計画的に市街化をはかるべきとされている区域のことです。

つまり、これから開発することを計画しているので、住宅を建てることを積極的に進めている区域ということができます。

住宅を建てる際には、建物ばかりではなく上下水道などのインフラ整備も同時に必要となりますが、この市街化区域では、それらの整備も優先的に行われるので、非常に住みやすい地域とも言えます。

また、計画的に市街化しているので、景観も美しいです。

 

これに対して市街化調整区域とは、市街化区域に隣接している地域であり、市街化を抑制している区域のことを指しています。

積極的に宅地化を進めていないので、インフラも市街化区域ほど整っていません。

原則として建物を建てないことにしているので、新築や増改地には様々な規制があります。

 

市街化区域と堺区の不動産売却

大阪の堺市堺区は、臨海部の工業地帯や、市役所、裁判所、商店、住宅街などが広がっており、市街化調整区域はありません。

堺市全体の市街化区域は、2018年で10726ヘクタールほどの面積で、市街化調整区域の面積は4257ヘクタールです。

不動産売却をする際には、市街化区域のほうが高値で売却することが可能ですが、市街化調整区域にも需要があり、高値が付く可能性もあります。

 

不動産売却をするなら

不動産売却をする際には、その不動産がある地域が市街化区域なのか、市街化調整区域なのかということが価格に大きくかかわります。

市街化区域ならば、宅地化が進み、増改築にも規制が少ないからです。

市街化調整区域は、市街化区域よりも価格は低くなりますが、静かな土地というメリットがあり、売却先をうまく見つければ、決して損な売却をすることはありません。

自分の不動産がどの区域に含まれ、どのような制限があるのか分からない時には、不動産会社に相談してみましょう。

 

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