堺市・堺の駅住みやすさや周辺情報
こんにちは！今日は、堺の魅力についてお伝えしたいと思います。
堺市は大阪府泉北地域に位置する日本の政令指定都市。
大阪府内では人口・面積ともに大阪市に続く第二の都市です。
北側は大阪市と接しており、西側は大阪湾。
松原市、羽曳野市、富田林市、大阪狭山市、河内長野市、和泉市、高石市とも接しています。
堺市内は７つの行政区に分かれていています。
・西部
おおむね平坦で、紀州街道や熊野街道に沿って早くから市街化している地域です。
熊野街道の東側には台地が広がり、閑静な住宅地が多いのが特徴。
「霞ヶ丘」「向ヶ丘」といったやや規模の大きな住宅街は昭和初期に分譲されました。
沿岸部はかつて一大海浜リゾート地として知られ、浜寺には高級住宅街も建設されましたが、現在は浜寺公園の松林に辛うじて名残が見られるのみとなっています。
・中南部
泉北丘陵と呼ばれる丘陵地帯で、古くからの集落もありましたが、「泉北ニュータウン」の開発で一気に大阪市のベッドタウンとなりました。
・東部
丘陵地ではありますが比較的平坦な土地です。
昭和初期から住宅開発が行われ、「初芝住宅」や街の中央に噴水広場を設けた「大美野」の高級住宅街が作られました。
戦後は「金岡団地」「新金岡団地」「中百舌鳥公園団地」などの開発で急速に市街化し、現在は典型的な大阪市のベッドタウンとなっています。
今回はそんな堺市の街並みと共に、オススメの施設などもご紹介しようと思います。
「堺（さかい）」ってどんな場所！？
現在の堺市域に人が定住したのは旧石器時代とされています。
古墳時代には大仙陵古墳（仁徳天皇陵）をはじめとする大小100数基の百舌鳥古墳群が作られました。
1600年の時を経て、現在は44基が残るばかりとなりましたが、
堺市は、古市古墳群と共に『百舌鳥・古市古墳群』として「世界文化遺産」への登録を目指し様々な取り組みを行っています。
古墳の１つ１つがかつての日本の姿を今に伝える貴重な歴史遺産ですね。
また、堺の刃物（包丁など）は〝堺打刃物〟といわれ、高い技術で有名です。
プロの料理人が使う業務用包丁では90％に近いシェアがあるほど。
最近は海外の人にも注目されている日本の刃物。
「堺刃物ミュージアム」では、多彩な刃物の種類や製造工程などを詳しく知ることが出来ますよ。
堺市に住めばアクセスに困ることはない？
堺市内には 南海高野線・南海本線・JR阪和線・阪堺線・泉北高速線・地下鉄御堂筋線と、多くの電車が走っています。
各区から主な駅までのアクセスを調べてみました。
<堺区>
堺東駅→難波駅へのアクセス
南海高野線 区間急行で乗換無し
所要時間：20分
料金：260円
<北区>
北花田駅→天王寺駅へのアクセス
大阪市営御堂筋線 乗換無し
料金：280円
所要時間：12分
堺市駅→天王寺駅へのアクセス
JR紀州路快速 乗換無し
所要時間：8分
料金：180円
<西区>
鳳駅→大阪駅(梅田)へのアクセス
JR関空快速 乗換無し
所要時間：35分
料金：460円
<中区>
深井駅→難波駅へのアクセス
泉北高速鉄道 準急 乗換無し
所要時間：22分
料金：420円
<南区>
泉ヶ丘駅→難波駅へのアクセス
泉北高速鉄道 準急 乗換無し
所要時間：26分
料金：460円
<東区>
北野田駅→難波駅へのアクセス
南海高野線 急行 乗換無し
所要時間：19分
料金：380円
各区からの電車のアクセスも便利ですね。
美原区では市内鉄道駅へ結ぶバスが運行していますので、それを活用すれば電車での移動もスムーズです。
車のアクセスも便利！
堺市には阪神高速や阪和自動車道の入り口があり、車移動も便利です。
ちなみに堺市から阪神高速15号堺線を使えば、約20分くらいで難波に行くことも可能ですよ。
堺市はここが魅力！
実際に住んでみないと、なかなか分からない街の雰囲気。
そこで堺の魅力をテーマ別に分かりやすくご紹介していきたいと思います。
お子様と遊べる広い公園・施設がいっぱい☆
体験型農業公園の『堺・緑のミュージアムハーベストの丘』、
仁徳天皇陵古墳・履中天皇陵古墳に挟まれた堺市のシンボル公園である『大仙公園』、
名松100選にも選ばれている美しい松林を誇り、プールや交通遊園で遊べる『浜寺公園』、
約200種32万本もの樹木が植えら、3か所の大型遊戯場が人気の『大泉緑地』など、
親子で遊べる広い公園や施設が充実しています。
休日のお散歩コースにもいいですね。
『堺・緑のミュージアムハーベストの丘』
芝滑り：20分：300円： 全長40メートル・最大傾斜20℃の迫力満点の芝すべり！大人も子供にも大人気の場所です！
大型商業施設が充実☆
住んでみて一番困るのは、買物施設が近くにないということ。
堺市にはスーパーはもちろんのこと、大型商業施設が数多くあるのが嬉しいですね。
日々の生活に必要な買物も出来ますし、”休日に家族でお出かけ♪” という場所にもなりますよ。
西区には『アリオ鳳』、北区には『イオンモール堺北花田』、南区には『ジョイパーク泉ヶ丘』、堺区には『イオンモール鉄砲町』・『堺タカシマヤ』、東区には『ベイヒル北野田』など色々あります。
『イオンモール鉄砲町』
約160の専門店が入っている2016年にオープンしたグレーを基調としたお洒落なイオンモールです。
観光名所がいっぱい☆
千利休ゆかりの地でもある堺市には、観光スポットが多数あります。
巨大な前方後円墳が広がる『百舌鳥古墳群』や日本最大の前方後円墳である『仁徳天皇陵』、
堺の歴史や文化を学ぶことが出来る『堺市博物館』、
千利休の暮らした『千利休屋敷跡』と与謝野晶子が22年過ごした『与謝野晶子生家跡』そして、「千利休」と「与謝野晶子」の生涯や人物像などを通じて、堺の歴史・文化の魅力を発信する文化観光施設『さかい利晶の杜（さかいりしょうのもり）』、
織田信長にまつわる伝説がある天然記念物のソテツで有名な『妙國寺/蘇鉄之寺』、
イベント参加型の『自転車博物館』、
堺の伝統産業を知ることが出来る『堺伝統産業館』など
さまざまな観光名所があります。
堺に住むにはいくらかかるの？
住むにはいい町だなーと思ったとしても、気になるのは住宅のお値段ですよね。
どれくらいで買えるのかを新築・中古戸建・マンション別でお伝えしようと思います。
・新築
堺市の新築一戸建ての価格帯は2,000万円以下から4,000万円以上と、幅広く供給されています。
大阪市内への所要時間はどの区からもほぼ変わらないので、広いエリアで家探しを検討できます。
また、政令指定都市である堺市は子育て支援なども充実しており、大型商業施設や大規模な公園から近い子育て環境の良いエリアが多くあります。
・中古戸建
堺市の中古一戸建ては需要が多く、1,000万円以下の物件から1,000万円台で80平米以上のものが多く取引されています。
築10年前後の中古一戸建てもニーズが高く、購入後リフォームしてお住まいになられるお客様が多くいらっしゃいます。
大阪市内だと相場が上がるため、市内に近く価格が抑えられる堺市が注目されています。
・中古マンション
堺市の中古マンションは約65平米から80平米前後での取引が一番多く、価格は1,000万円から2,000万円台が中心になります。
駅から距離のあるマンションでも、比較的買い物施設や学校が近い、交通の便が良いなどの物件が数多くあります。
利便性の高い駅周辺から、緑豊かな閑静な住宅地まで、さまざまな選択肢からマンションを探せます。
一口に堺といっても、山側・海側・市街地などで環境も雰囲気もずいぶん違います。
どんなところに住みたいか、どんな生活をしたいかを考えてから探されるのもいいかもしれませんね。
堺のおすすめスポット
今回は堺の、おすすめをご紹介します！
<南区>
『堺・緑のミュージアムハーベストの丘』
甲子園8個分の広さがあり、花・緑・動物などの自然とふれあえる体験型農業公園です。
「小動物ふれあい広場」ではうさぎやリクガメなどにふれあえ、乗馬や牛の乳搾り体験も出来ます。
陶芸教室やステンドグラス、パン、ソーセージなどの手作り体験などもあり親子で楽しめます。
芝滑りや観覧車、ゴーカートなどのアトラクションもありますよ。
また、夏には「ひまわりフェスタ」などもあり一年中楽しむことができます。
<堺区>
『かん袋』
堺市の銘菓「くるみ餅」の老舗『かん袋』さんです。
なんと『かん袋』という店名はあの豊臣秀吉が名付けたそうですよ！
くるみ餅というのはナッツの「クルミ」ではなく、餡で白玉を包んだ(くるんだ)ものであることから、〝くるみ餅〟という名前になったそうです。
メニューは「くるみ餅」と「氷くるみ餅」の2種類しかないのも特徴の一つ。
この2種類も求めて行列が絶えない人気店です。
是非一度ご賞味ください。
<東区>
『一心堂』
30年以上の歴史を持つ地元和菓子店『一心堂』
フルーツと餡が大福の皮に包まれたフルーツ大福が有名です。
一番人気はやっぱり、大きなイチゴがひと粒丸ごと入った「いちご大福」
季節によってフルーツの種類は変わりますが、いちご大福だけではなく、みかんやキウイ、マスクメロン、ぶどう、パイナップルなど、様々なフルーツ大福が購入出来ます。
販売期間の短いものもあるので、要チェック！
店舗は南海高野線「萩原天神」駅近くの本店と、梅田阪急百貨店の2店舗しかありませんが、期間限定の百貨店の催事で販売することもありますよ。
お土産にも喜ばれること間違いなしの和菓子です。
<美原区>
『舟渡池公園』
美原区で最も大きなため池「舟渡池」のほとりにある約2万平方メートルの広い公園。
おおよそ8割を池が占めています。
園内には約7000本の花木が植えられ、大阪みどりの百選にも選ばれている人々の憩いの場。
4月から5月にはツツジが見ごろを迎え、初夏には花ショウブが紫や白、ピンク、黄色の花を咲かせます。
☆花ショウイブは堺市の「市の花」です☆
園内にはシラサギやゴイサギ、カルガモなど多くの野鳥が生息していて、1年を通じてバードウォッチングも出来ますよ。
またバーベキュー場もあるので、気候の良い頃には家族やお友達と外でワイワイするのもいいですね♪
<西区>
『大阪府営浜寺公園』
「名松100選」にも選ばれている、美しい松林がある公園。
大阪で最も古い公園のひとつです。
園内には夏期に賑わうプールや、約6500株のバラ庭園、交通遊園などがあり、総合公園として親しまれています。
プールには長さ100ｍあるジャイアントスライダーが2レーンあるほか、50ｍプールが１面、25ｍプールが3面、変形プールが1面、幼児プールが1面あったりと、かなりの広さ！
交通遊園には貨物用蒸気機関車の展示や、汽車やゴーカートなど子どもが喜ぶ乗りものも♪
休日には多くの子ども連れの家族で賑わっています。
まとめ
今回で堺のことを少しはわかって頂けましたか？
堺はとても環境が整っていて住みやすく、歴史を感じることが出来るところも多く残る街です。
堺といっても7区あり、それぞれの特徴も違うので迷われる方もいるかもしれませんね。
ご自身の生活スタイルで住む場所は変わってくるはずです！
是非、実際に足を運んで色んな物件をチェックしてみてください。
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