今年の【路線価】上昇するも、新型コロナの影響で10月以降に見直しも?!

路線価のイメージ画像です

毎年7月1日に国税庁が発表する「路線価」。

2020年は全国約32万地点の標準宅地において、19年比で1.6%の上昇となりました。

しかし、今年はこの「路線価」が見直される可能性があるのです。

 

路線価って?

「路線価」とは相続税贈与税の算定基準となる(路線に面した)土地の価格のこと。

一般の土地取引価格(地価)のおよそ80%に設定されています。

 

路線価は1月1日時点での評価

7月1日に発表されますが、路線価はその年の1月1日時点の評価で決まります。

つまり、2020年の路線価は新型コロナの影響が反映されていないのです。

 

路線価と地価が逆転?!

通常は7月1日に発表となった路線価は翌年の6月30日まで利用されます。

ただ、今年は未だ終息の見通しが立たない新型コロナウイルスの影響により、年の途中で地価が大幅に下がる可能性が出てきました。

これにより、本来地価の80%程度に設定されているはずの路線価が、地価を上回ってしまう現象も考えられるのです。

 

そこで国税庁は、対象とする地域を決めたうえで、路線価の補正率などを定めることを検討しています。

例年9月に国土交通省が発表する都道府県地価調査を踏まえ、10月以降にも発表する見通しです。

 

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