地元人にも大人気、隠れた名所「原谷苑」

こんにちは。最近やっと気候も暖かくなりました。

それに伴い、桜もそろそろ開花してきました。皆さんは、お花見されますか?

 

また、お花見はどこでされていますか?この季節になると、どこでお花見する?

 

なんてよく耳にしますが、今回は、お花見でも、桜の名所としても有名な京都であまり知られていない、かなりおすすめの花見スポットを紹介したいと思います。

 

京都市内でありながら、「桜の隠れ里」として、桜を見慣れている地元の方にも一番と言われる原谷苑の秘密とは?

 

関西の中で穴場的、花見スポット「原谷苑」

原谷苑の東門入り口の画像です。

今回ご紹介する「原谷苑(はらだにえん)」は、死ぬまでに見てみたいと言われることもある桜の名所です。

 

そこまで言われるのに、なぜあまり知られていないのか?それは容易に辿り着くことができない為、地元京都の方でも知られていないんです。

 

また、「原谷苑」は神社仏閣ではありません。個人所有の土地なんです。

画像を見ても分かるようにしっかり整備されている印象はありません。

 

その為、雑誌などでもなかなか掲載されることがないため、あまり知られていない理由の1つです。

 

しかし、今ではネットやSNSから、桜のおすすめな場所として「原谷苑」は徐々に知られているのではないでしょうか?

 

桃源郷に見えるその景色とは?

名所「原谷苑」満開の桜の画像です。

原谷苑の桜は、20数種類あり、約400本がぎゅっと詰まったそんな場所です。

 

先程の通り個人所有の土地のため、桜の咲く期間のみ一般に公開されています。

 

最近では、紅葉の期間にも開放されています。常に公開されていないなんて、秘境そのものですよね。

 

原谷苑は4万坪もあり、敷地内は、360度「桜」!

通りに沢山咲いている桜は、よく見ますが、ここまで一面中桜が見れる景色は、なかなかありません。

 

 

原谷苑の満開枝垂桜の画像です。

その中でもメインとなるのは、やはり!紅枝垂れ桜です。

 

満開になると、本当に凄い。とにかく凄いんです。視界いっぱいに桜が咲き乱れ、メインとなる紅枝垂れ桜以外にもソメイヨシノはもちろん、枝垂れ桜も1種類だけではなく、一重桜もあれば八重桜等、多種多様です。

 

開花状況は気候や天候によって変化しますし、最近は異常気象などもありより見極めが難しい場合がありますが、下記タイミングが基本的には見ごろなのではないでしょうか。

 

①3月下旬・・・・開花開始

②4月中旬・・・・満開状態

③4月末・・・・・満開だが少し花が減っている印象

 

ぜひ!これでもかと一面から紅しだれが咲き乱る、見渡す限りの桜の園を体験してください

 

お座敷から眺める絶景と注意点

原谷苑のお座敷の画像です。

要予約ですが、窓越し一面に咲く桜を鑑賞しながら、優雅に京料理などを頂くこともできます。

 

ここで、注意してほしいのですが、

原谷苑には、禁止事項がいくつかあります。

◆注意事項

・全ての飲食物の持ち込み

・三脚・一脚、敷物等の使用

・ペットを連れての入場

・その他、他のお客様のご迷惑になる行為

 

などなどです。

その中で、一番注意してほしいのは、「すべての飲食物の持ち込みの禁止」です。

 

つまり、外からお弁当等の食べ物は、持ってこれません。

そのため、食べ物に関しては、苑内にある売店や飲食場所があり、弁当やドリンク、茶菓が販売されているため苑内で購入する必要があります。

 

ただ、絶景の桜を見ながらのお弁当は、本当においしいです。

まさに最高の花見スポット。騒ぐ方もいないため、ゆっくりじっくり綺麗な桜の花を見ながら花見ができます。

 

また苑内には、床几がところどころに置いてあるので、敷物も必要ありません。

 

そんな桜の秘境にたどり着くには?

最高のお花見スポットですが、辿り着くまでがとても大変です。

 

駐車場も小さくないようなものです。また、行くにしても1時間に数本しかない京都市バスかタクシーを使う以外は手段がありません。

 

バスの場合は、立命館大学前から出ているM1号系統で終点原谷まで向かいます。

終点の原谷バス停からは、大体徒歩5分圏内です。

 

また、タクシーで行かれるのであれば、金閣寺周辺からタクシーに乗るのをお勧めします。約10分で原谷苑まで行けるのでお得です。

 

最近では、人気に火がついた事もあり、日帰りバスツアー、原谷苑へ向かうツアーも多数企画されているためそちらを利用するのもおすすめです。

自分の車があれば、まだ楽ですがそうもいかない場合もあると思います。

 

アクセスに関しては、下記にもまとめたのでご確認ください。

 

【タクシー利用の場合】

①地下鉄の北大路駅もしくはJRの円町駅から乗車

②阪急西院駅から乗車

③金閣寺タクシー乗り場、またはわら天神前から約5分

 

【徒歩利用場合】

●金閣寺から徒歩で約30~40分

●嵐電北野線「御室仁和寺駅」から徒歩で約30~40分

 

ちなみに!

原谷苑の入園料は、なんと時価です!

花の咲き方によって値段が変わる為、300~1500円くらいまで幅があります。

高井と嫌がる方がいますが、それだけ綺麗だということです。むしろ高いのであればラッキーです。

 

このように、値段から規模まで、他の名所とは違うのが「原谷苑」の魅力です。

ぜひ、一度行ってみてはいかがでしょうか?

 

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